2017/08/30 12:57

プロレス界にはシュートサインなるものが存在する。今ではおそらく使われることはないが、昭和プロレスではしばしば逸話を聞くもので、手でピストルの形を作って相手に向けると、ケンカマッチへのお誘いとなる。

「シュート」「セメント」「ガチンコ」色々な言い方はあれど、それまでの遺恨やら何やらで凄惨な試合になることが多い。

今回、ニッポンの頭上をミサイルが飛んで行った。これもう「シュートサイン」じゃないの?

確かに北は日本の事を舐めてるから、これで戦争どころか軍事行動すら起こせないのは分かった上で、アメリカがちょっと本気で構えようとしたのにビビッてグァムの方には撃たなかった。けど、どういうつもりであれ、頭の上をミサイルが飛んで行ったって事は、下手したら落ちてきた可能性もあるわけで、なんでみんなもっと怒らないのか不思議である。


安保法案の時に「戦争法案だ!反対!」と騒いだ左翼の人達は、今回のミサイルについて、「アメリカに向けてのモノだから、日本への脅威は高まってない。脅威とか言うのは国民の危機感を煽っている」とか言ってたが、これ本気で言うてんの?イデオロギー上無理やり言うてんの?これ日本がやってたら何て言うの?平和を望んで戦争法案反対とか言うてたんじゃないの?


東映の任侠モノの頃、健さんの役どころは我慢の人が多かった。敵対する悪どいヤクザがムチャをしかけてきて、我慢の末にブチ切れからの皆殺し。本当に理不尽な仕掛けに我慢できずという展開が多かった。どれだけできた人でも堪忍袋の緒はいつか切れる。


平和はすばらしい。バカみたいに毎日遊んで笑っていられるのは幸せである。しかし、悲しいかな、日本の隣人達は欲にまみれて僕らの平和を壊そうとする隣人達である。そろそろちゃんと声を上げないと、ほんまに戦争するしかなくなるで。相手に対して毅然とモノを言うことは、バカにするわけでも何でもなくて、いい関係を築く努力である。ぼちぼち日本人は隣人達といい関係を築く努力を始めるべきである。